春ドラマが続々と放送を開始してますが、今回は新月9ドラマ「イチケイのカラス」第1話の感想を語ってみたいと思います!
元々1話完結型の軽いミステリーが好きなので見てみました。
変人裁判官・入間みちおと生真面目な裁判官・坂間千鶴が反発し合いながらも、事件の真相に迫っていくリーガルドラマです。
変人と真面目のコンビといえば「リーガルハイ」や「HERO」なんかを思い出しますね。
法廷ものにはよくあるパターンかもしれません。
イチケイのカラスもHEROの木村拓哉さんが演じた主人公のように、普通は捜査しない裁判官が現場検証してしまうという展開でした。
木村拓哉さんは検事でしたが。
正直ストーリーはオチが読めてしまいましたし、あんまりひねりはなかったなという印象でした。
被告人は傷害事件で裁かれるんですが、父親が被害者の政治家の秘書をしていて、少し前に不正献金疑惑をかけられて自殺していました。
でも本当は子供を救おうとして起きた事故を、不正献金の濡れ衣を着せるために政治家が自殺だと言っていたのでした。
入間はこの自殺の謎が傷害事件の裏にあるとみて現場検証を開始!
無事に真相にたどり着き、被告人は有罪ではあるけど執行猶予付き、政治家は不正献金の真相が暴かれて一件落着。
という、まぁそうだよね、な展開でした。
入間みちおの変人振りも想定の範囲内という感じでしたし、被告人の弁護士が全然出て来ないのは不思議でした。
個人的に印象に残ったのは黒木華さん演じる坂間千鶴ですね。
堅物で冷たいイメージなんですけど、おだてられると乗っちゃうし、正義感が強くて意外と熱い人物なのが黒木華さんが演じるとカワイイ印象がプラスされてよかった!
最後に政治家にうっかりキレてしまって「恥を知れ!」って一喝するんですけど、カッコよかった~。
スカッとしました。
この坂間は原作では男性なんですけど、黒木華さんにして大正解じゃないかなと思います。
できれば恋愛をからめずにいってほしいな。
第2話も楽しみです。